クリニック of FSC Accounting Partners

bind_free046.jpg

クリニック

開業医は経営者

 開業医は、医師であると同時に、経営者として病院を運営していかなければなりません。多忙な診療の中で、医学知識や医療技術の習得をするのは専門家である医師のとしての宿命かもしれませんが、その合間をぬって、スタッフを採用・教育し、時には資金調達を行い、病院全体が将来発展していくようにマネジメントしていかなくてはなりません。病院運営の中には、スタッフの給与計算、確定申告、労務保険、広告活動など、医師としては馴染みのない手続きが含まれてきますので、どのように対応すれば良いか困惑する方も多いのはないでしょうか。

医療経営と会計/税務

 会計/税務というと難しく感じる方も多いかと思いますが、その大枠を理解することは経営者である開業医にとって必須の条件といっても良いかもしれません。ただし、会計/税務に関する処理手続きまで、経営者が覚える必要はありません。我々会計の専門家が処理手続きを行い、その結果を経営に役立てればいいわけです。
 会計数値は現状のクリニック・診療所の状況を数値として映し出しますので、今後、どのように病院を運営するか経営者が判断する際の指針とすべきものです。ちょうど私たちが健康診断を受け、自分の健康状態を把握するのと同じです。病院も定期的に会計数値を把握することで、異常がないかを把握する必要があるわけです。
 次に税金です。税金は、当然ながらお金を払わなければなりませんから、ドクターの方々も関心があるかと思います。ただ、税金の処理は複雑で、その制度は毎年のように変わるため、どの制度を利用することが自分にもっとも有利なのかを判断することは困難です。当然、クリニックの状況に応じて、利用すべき税制も変わってくるわけです。
 当事務所では、会計の専門家として、上記のような医療経営者の悩みを少しでも、解決できるようにフルサポート致しますの、遠慮なくご連絡頂ければと思います。

医療法人の設立について

 開業医として設立したクリニックが発展すると、節税したい、あるいは病院経営を誰かに承継したいとお思いになる方も多いかと思います。そのような場合に検討されるのが医療法人化です。
 医療法人の設立には、手間もお金もかかりますが、以下のようなメリットがあるため、多くのドクターが医療法人化を検討しています。ただしデメリットもありますので、十分な検討が必要です。
 当事務所では、お客様の現状を十分に把握した上で、医療法人化の具体的な手続きをサポート致します。

 ◆医療法人化のメリット
  ・家族への給与を支払うことで所得を分散し節税メリットがある。
  ・医院長やその家族に対して退職金を支給できる。
  ・クリニックの収支と個人の家計との区分を明確に行うことができる。
  ・一定の保険料について損金に算入できる。
  ・分院や複数の事業所を運営することが可能となる。
  ・相続対策が容易になる。
  ・対外的な信用力がアップし、金融機関にたいする信用力も増す。

 ◆医療法人化のデメリット
  ・個人事業主の場合と比べると収入が減少する場合が多い。
  ・法人の現預金を理事長が自由に使うことはできない。
  ・交際費としての損金算入に限度がある。
  ・登記や決算届出の提出など事務負担のコストが増える。
  ・事業運営上、個人経営と比べ規制や制約が増える。

このようなご要望を持つお客様のお役に立ちたいと思います

「開業を考えているが、どのような手続きが必要かわからない。」
「開業を検討しているが、開業資金の準備をどの程度用意すればいいか分からない。」
「開業するにあたって、今後の経営・税務のサポートをお願いしたい。」
「どこまで必要経費として処理していいか分からない。」
「自分のクリニックの経営がうまくいっているのか、数値的側面で判断してもらいたい。」
「今後の資金計画・経営計画・設備投資計画などをサポートしてもらいたい。」
「医療法人設立のメリット・デメリットが知りたい。」

LinkIcon個人事業主TopLinkIcon税務サポートLinkIcon確定申告サポートLinkIconマネジメントサポート